卒業WS 企画書の書き方〜!

いくつか企画書がアップされてきているので
ここで、記載内容等について少々コメントしておきますので
参考にしながら作成するようにして下さい!!
phase-1の企画書は、このphase-2の企画書を創り出す為の予行演習のようなモノです。
従って、あまり細かい事には触れなかったのですが
このphase-2の企画書は、そのまま企画審査に繋がっていきますので
書くべき内容、書くべき流れ・・・といったものについて再度レクチュアしておきます。


■テーマ設定の背景
企画書においては、まずはその背景づくりが必要となります。
なぜ、そのような企画に至るのか・・・という流れを創るベースになるものが背景です。
それは時代的なモノであったり、場所性の問題であったり、制度の問題であったり・・・
ここで、読む人間にまずは漠然と問題提起の背景のイメージ付けをする事が必要です。
それによって、次のステップにスムーズに導入していく事が出来るのです。


■問題点の抽出・現状分析
企画書においては、この項目が最もポイントとなる項目です。
自分のテーマへと誘導する為の項目であり
ここで、どのように問題抽出するのか?という問題の切り取り方で
企画の説得性と面白さが創り出されるのです。
何を問題と考え、何が必要と考えているのか・・・?
その分析を的確に行わなければ、次のステップである「企画」に結び付いていきません。


■企画説明
ここは、企画を的確に説明する場です。
「何をしようとしているのか・・・?」
「それによって何が期待出来るのか・・・?」
それらを、読む側にイメージさせる事が重要です。
その為には、まずは自分自身が企画の全容のイメージを創っている事が必要です。
自分の中にイメージが湧いていないとしたら、その企画は未だ検討が不十分な状態という事です。
「形」のイメージは未だ漠然としていても構いません。
その企画により生み出される「現象」をイメージする事が重要です。
何が生じ、何が生まれるのか・・・?
自分の頭の中にイメージされているその映像を「伝える」気持ちが重要です。


企画書は「説明」ではなく「自分の思い」を語る事が必要です。
そして、それは企画プレゼン時にも同様に「思いを語る」事が重要です!
何を創りたいのか?なぜ創りたいのか?・・・そこには、自分なりの強い思いがなければなりません!


12月24日の「よちゆかchan」アップの企画書に
事例としてチェックバックを載せています。
企画書の流れを参考にしてみて下さい。


企画書は後々の制作時において
コンセプト等の内容にリンクしていくモノなので
企画審査用等というつもりではなく
きちんとしたストーリー創りを心掛けて作成して下さい!!


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