構成立体「静」「動」・「リズム」「バランス」

夜間プロダクト専攻の今滝です。
取り急ぎ表題の課題をアップします。詳細は追って記述します。
遅くなり申し訳ありません。

追記--------------------------------------------

■静
 
整然としたイメージから障子や和の伝統的な格子模様、京都の街に張り巡らされた碁盤の目状の道路を連想しました。
立体化する過程で、「動」の構成と対比し易くさせるために、同等の幅と高さ、奥行を持たせました。
素材はより和のイメージを強調させるために、竹ひごを採用しました。

■動

動きを表現するために、鋭利で連続性のある形で構成しました。
鋭利なものは、人がそれを見ることで、緊張感を抱きながらも惹かれる感情の動きをイメージしました。
連続性は一つの形を連続して並べ、動きを感じられるようにしたました。初めは平面的な物しか浮かびませんでしたが、先生のアドバイスを受け、それぞれに角度を付けて変化させ、時間の経過と共に飛び出すイメージを表しています。加えて見た目の美しさと一体感を持たせるために、上部を一本の竹ひごで繋ぎました。
素材は「和」の構成と同じ竹ひごですが、平状のため、形を安定させながら接着するのに苦労しました。

■リズム

音楽の拍子や自然のサイクルの変化を連想しました。
昔遊んだことのある玩具のスネークキューブから着想しそれを構成する二等辺三角形を奥行のある三角柱にすることで、視覚的な安定感を持たせました。上部に三角形を等間隔で配置し、その中の一つをピラミッド状にすることで強弱をつけ、時間的な進行と周期をイメージできるようにしています。

■バランス

「リズム」と同じケント紙のパーツで構成しています。
人が逆さになって足を前に倒し、平衡を保っている状態を表しています。
もう少し、角度を持たせてサイズを大きくしたかったのですが、実際に倒れない構造にする必要があると、講評時に先生から指摘をいただいたので、サイズを小さくし、安定させることに注力しました。
苦労した点は、安定させることもありますが、何より折ることが認められないために、一つ一つの面にのりしろを作り、張り合わていく作業でした。

まだまだテーマから適切なアイデア出しと造形化に苦戦しそうですが、めげずに頑張りたいと思います。