ナビWS 私の空間創造宣言

こんばんは、夜D 中村佳奈です。

 聴竹居の見学とても面白かったです。和と洋のバランスが調度良いなと感じました。今あってもとてもおしゃれな家ですよね。そんなところまで…!というぐらいこだわりと工夫の詰まった空間でした。
 わたしが注目した点は、「人の目線」を考えて作られているというところです。居間に、高さのある畳の部屋がありました。これは、同じく居間にある椅子に座ったときの人の目線と合う高さになっていました。また、調理室にあった小さな棚は、開けると食事室とつながっていて、食事室の人と会話ができるように(?)なっていました。これって、今よくあるカウンターキッチン的な発想だなと感じました。80年以上前に、料理をする人の気持ち、環境も考えた構造を考えていたなんて…と思いました。
 空間を創るにあたって、その空間にいる人の存在、目線を考えるということは、最も基本的なことですが、やっぱり一番重要なことだなと改めて考えました。

また紅葉の季節に行ってみたいです!


⇒teacher
その空間にいる人の存在、目線を考えるということの重要性を実感できたのは良かったですね!
2年生の専門課程に進んだ時にも、その思考を忘れないようにする事が大切です。
過去の生徒達を見ていると、課題だとなかなか自分の作品の中に「ヒト」を意識する事が出来ないようなんですよねー。
その為に「形先行」というようなデザインになってしまって・・・。
現在の「構成空間」でも、じっくりと「ヒト」や「目線」というモノを意識し
自分自身の意識を空間の中に入れ込むような練習をしていってごらん。
それをしていくことで、徐々に計画案と自分の意識とがリンクしていくようになるので!


11月26日に「紅葉をめでる会」を開催されるそうなので
是非とも、その時期に足を運んで下さい!