構成「空間」:第2課題 快適な待ち合わせ空間

題名:『虹色の待ち合わせ場所』






[コンセプト]
「待ち合わせ」というのは、時間と密接に関係している。「目」と「体全体」で楽しんでいただくため、阪急電鉄乗場の階段前広場中央の9つの柱を「1」〜「9」の数字にした。
それぞれの数字は直角や曲線などになっているので、数字の部分によって座ったり凭れたりと「人」ぞれぞれのニーズに合わせて利用することができる。また、数字の柱にすることで待ち合わせ場所としても目立つので、どこに行けばいいか一目でわかるようにしている。

あんりょう・かつやま・しもはら・なかむらしょうた・ほりやま班


⇒teacher

現実的な「柱」という事で判断すると
「不可能」なアイデアではあるのですが・・・。
それは置いておいたとして・・・


「柱」というネガティブに捉えがちなモノを
ポジティブに展開した点は、「デザイン」というモノが持つ役割を捉えており
ひじょうに良いアイデアに仕上がっていると思います。
特に、各々の軸線を回転させて配置し
空間に“動き”を創り出している点は「うまい!」と言う感じです!
“待ち合せ”という行為は、主にこの後の楽しい行動を予感させる行為でもあるかと思います。
待ち時間において、そのワクワク感のような楽しい気持ちを保持出来るような空間を
“快適な待ち合せ空間”と定義すれば、より説得力のある作品に仕上がったかと思います。
人々が多く行き交うエネルギーに満ちた空間には
“動き”ある活気に満ちた雰囲気創りというものが似合いますよね!