構成「空間」:視線

さっきからデータがはじかれまくりで困ってしまいました
あと、カテゴリを後からいじれないままです。
blog苦手なキムラです。
まず視線のモデルをあげておきます。
視線blog用.pdf 直
【コンセプト】
穴をのぞいたら見える、いつもの風景の横顔。

直線である視線が面をくり抜いた形。枠を円形にし【穴】を作った。穴があれば人はのぞきたくなる。覗いた先には人がいたり、いつもとは違う風景が切り取られているかもしれない。休憩時にいつもの風景だけではなく、穴を覗くことで違う風景が見えたり、人の気配が見えたりする。第三者の視点まではいかないかもしれないが、ちょっとした気分転換になるような面白い風景を作りたいと思い、四隅がないことで情報が少し遮られる円形にした。太陽との位置関係によって見え方が変わる月がモチーフである。

屏風のような壁(2400mm)は完全に人を隠す。ただの壁なら圧迫感があるかもしれない。しかし、視線の移ろい、視点を変えるなどのイメージから月が動いているような穴を開け、人が見えたり体の一部だけが見えたりする。また、目線の高さ(1500mm)でくり抜いた部分では顔を合わせることもできる。円だけでなく三日月型などにくり抜く事で、太陽によってできる影の形も楽しめるようにしている。既存のベンチはそのままに、立って休憩するスペースなのでテーブルの高さは900mmとした。

軸線は、まだ納得いっていないので
ちょっともうちょっと改良してからあげます。
すみません。


⇒teacher
タイトルの「傍目八目」と作品コンセプトとの関連性が
イマイチ分からないなぁ〜^^;
例えば・・・
近場からだと穴を通して風景だけしか見えないけど
遠目からだと、穴の周囲の造形物と穴から見える景色が一体化することで
そこに何かが生み出され・・・みたいな感じで
近場から覗く風景と遠くから覗く風景とで
何か異なるような仕掛けがあるのならタイトルの意味も分かるんだけどなぁ〜・・・。
まあ、キムラさんのことだから
もっと深い意味があってのタイトルなんだろうとは思うけど
見る側に「なるほど!」と思わせる事もタイトルの重要な役割です!


それから
“いつもとは違う風景が切り取られているかもしれない・・・”
という言葉からすると、本来は日常的な変化の演出が欲しいところだよね!
円形のテーブル的な部分が風などで自由に動くような仕掛けのものでも良かったのかもしれません。  (テーブルの機能は果たせないけど・・・)
そうする事で開口サイズも変化し、日々、切り取られる風景が変化するでしょうし
場合によっては、開口のある壁自体も回転しても良いのかもしれません。


我々が空間を創る上で語る「言葉」というのはとても大切なものです!
言葉を語る事が出来るというのは、自分の中にそれだけイメージがあるという事ですから
その言葉の源泉となる部分を大切にしていきましょう。
そして、自分自身が語る言葉や持っているイメージを
デザイン的に整合性を持った上で成立させ
三者に「なるほどー!」と思わせることがデザインの第一歩と言っても過言ではありません。
力あるキミだからこそ、少々辛口コメントにしておきます!