宣言

すみません遅くなりました。岩永です。
聴竹居を見学して思ったことは、全ての箇所に意味を持った工夫がされているということです。
各部屋の天井の高さを変えて独立性を高めたり、引き出しひとつにしても基準の大きさの2倍、1.5倍など考えられていました。
そのせいか、家具、キッチン、床から天井、部屋の隅まで、それぞれの箇所に魂が宿り、感情を持っているかの様に感じました。
意味を持った設計にすることにより、人が使用しているシーンが想像でき、家具にまで表情が生まれていました。


はい宣言!『意味を持たせる』です。
これは今自分に足りてないと痛感しているものです。(と言ってもこれに限らず何もかも足りていませんが)
細かいところまでの意味付けができないので、いつも作品が中途半端に終わっている気がしています。
ただ面白い形やったらいいとか、なんか手を動かしてたらかっこいい形になったとかは、そろそろ通用しなくなると思うので、しっかり土台から先端まで意図を持ってデザインできるようにしていきます。


⇒teacher
そうそう!“デザインは思考の具現化”です!
“意味が無い”モノは思考が浅い証拠!
土台から先端まで・・・とまでは言わないけども
主体となる部分(コンセプトとして語る部分)は
明確な意思の元で構築をするようにしないとね!
「面白い形」と言うのは決して「奇抜な形」を意味するのではなく
「面白い思考に基づいた形」と言うことであり
「面白い思考」というのは思考の深さから生み出されるものです!
モノゴトをじっくりと、そして深く考えるようにしていきましょう!!