今週の一枚

夜特Dの新やん(No.12の男)です。

今週の一枚は引き続き和歌山からで、
和歌山県紀ノ川市にあります【青洲の里 フラワーヒルミュージアム】です。

【青洲の里】というのは、
世界初の全身麻酔を用いて手術を行ったことで有名な『花岡青洲』の生誕の地である紀ノ川市にある、
博物館・公園などの複合施設です。

そして【フラーワヒルミュージアム】というのは、その施設内にある博物館になります。

設計は黒川紀章氏になります。



青洲が麻酔の原料の主成分として用いた(まんだらげ)を建物のモチーフに設計されています。

C型の建物で中央には水庭があり、
Cの外側に向かって天井も高くなり、まさに咲き誇っているような感じがあり、
またコンクリート造で綺麗ですがどこかしたのっぺりした様相はマンダラゲらしい感じがしました。
ですがこの建物より高いところが無く、
空撮でもしなければ全景が捉えられない事はもったいないなとも思いました。

中に入りますと

Cの内側に通路があり、外側はレストランやお土産屋さんなどが並んであります。
なので入り口から通路は一本道で、一番奥に博物館があるのですが
お客さん達は途中のレストランやお土産屋さんに行って、
本来のミュージアムの目玉の展示場には、
あまり誰も向かっていない様に感じたのは私だけでしょうか…


あと通路上の天井はガラス窓でその遮光のためのシェードの使い方が


このような感じで、美しく感じましたので最後に載せておきます。