今週の一枚
こんにちはー
夜特Dの新やんです(No.12の男)です。
今週の一枚は、和歌山市の比較的中心部にある
『浄土真宗本願寺派 念誓寺』です。
まずはファサードから…
ゲートのような建物の外装は、
漆喰の白壁に紋付軒瓦が埋め込まれた様相をしています。
建物自体も水平に長いですが、より強調されている様に感じます。
現代的かつ日本由来のお寺という印象も受けました。
まっすぐにのびるアプローチを進み、
巨大なゲートのような建物内部空間に入ると左手にはお手洗い所があります。
お手洗い側の外壁には大きな円の窓があり、
これがあることによって明るく、反対側にあるお堂の方まで光が届く様に思います。
(人工的な照明設備をあまり見られなかったので、自然採光を考えられたものなのかなと…)
そして右手には本堂が
って、扉がしまっていましたので撮影残念;;
ですが隙間から拝見したところ木製の椅子が格子状にずらーっと並べられた先に
仏様としての仏像がありました。
本堂の両側の壁(漆喰壁)の下部分は無く
下からの光も得られ、やはり自然採光を考えられたものなのかなとココでも思いました。
全体として内部空間は水平に強調される外装とは違い、
縦に伸びるような格子によって大きく構成されていました。
また素材として木製が使われていたので、
一歩内部に入ると一気に温かい空間に包まれるようにも感じました。
最終的にゲートを抜けると先はお墓になります。
設計をされたのは、積木の家シリーズで知られる相田武文氏(相田武文設計研究所)だそうですが、
調べたところ同じく同氏が設計された、
香川県にある西園寺 無量寿堂・本堂の様相にもどこかしら似ている様にも思いました。
線香の匂い等でお寺としての空気感はありましたが、
ぎりぎり自分なりのイメージしているお寺の空気感を壊された様にも思います。
お寺等には普段行く機会がないので、
この機会に駄目駄目な普段の生活を少し改めようかな…^^;