今回の一枚

ずいぶん開いてしまってすみません!!
お盆前でいろいろバタバタしてました・・・・
特IN菅原です。

今回は地元の駅にある、安産の神様で知られる中山寺の『星下り祭り』に行った際の写真です。
中山寺は安産の神様で有名ではありますが、それは本堂だけの話で、本堂に行くまでの脇道に様々な神様に参拝することができます。

そして、この中山寺で行われる星下り祭りはとっても特殊で、毎年8月9日に行われるのですが、西国三十三ヶ所の観音様が全て星に乗って、この中山寺に集まると言われており、この日に参拝すると46000日分になるんだとか。


休憩所になっていた建物の天井部分です。
中山寺真言宗なので、梵字が描かれています。


夜になるとライトアップされます。
この形が電車からも見えます。


このお祭りのメインイベント、梵天お練りです。
30人位の講員が3列に組み、「ワッショイ、ワッショイ」の掛け声とともに、各院から本堂まで一気に駆け上り、先に納めた梵天を受取ります。途中には2つの階段があり、列が途中で切れないよう、前の人の背に掛けられたタスキをしっかりつかんで上ります。
梵天を受け取った後は、和太鼓のリズムに合わせ梵天を先頭に3列態勢で本堂前広場など数か所を数回ぐるぐる周ります。

かなり迫力があり、すごい勢いで左右上下に振られているので、写真もブレブレです・・・。
5組あるので、これが5回続きます。
タスキは妊婦さんが貰いに来た腹帯を、出産後返しに来られたものを使ってるそうです。


本堂の参拝所です。
ちょっとブレちゃいました。

中山寺阪神大震災の時に一度全壊してしまっていて、その後修復されているのですが、今はエレベーターやエスカレーターなどちょっとバリヤフリー化されています。
階段も多く、坂なので年配の方には嬉しい配慮だなと感じます。
建造には聖徳太子が関わっているらしく、中山寺の本堂の天井をはじめとして、ちょっと模様が奈良時代の中国(隋や唐)の影響を感じさせたり、色彩がすごく明るかったり、行事の際の衣装もその時代のものに近かったりと、雰囲気がすごく感じられました。