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夜間ディスプレイ専攻の新やん(NO12の男)です。
UPが滞っていました^^;すみません!!

今回は私の地元でもある和歌山からの報告?です。

和歌山県立近代美術館』です。

まずは写真から…





黒川紀章によって、1994年に建てられたものですが、
特徴としては灯籠を意識した巨大ライトと、大きな庇によって、
近代的な中にも日本の伝統文化を感じさせる…だそうです。

特に夜になるとそれぞれの特徴がよくわかります。

(この写真はネットから拝借しました)

私的に、この美術館の周りは和歌山市内の中でも自然が多く、
また和歌山城があります。
その環境の中で,この鉄筋コンクリート造の美術館は
主張する訳でもなく、埋もれるでもなく、
自然な流れがあり、調和がとれていると思ったのが一番の感想です。
黒川紀章も近代と和歌山の歴史や自然とのつながり、共生を意識していたそうです。)

そして約20年前に建てられたのに、その当時の想いというかコンセプトが、
現代でも色あせる事なく、強く感じる事ができるのが、
強い思想に基づいた建築物であり、造形なんだろうなと思いました。


余談として庇の部分が下から見ると、
重なりがクジラのエラ?にも見えるんですよねw
(和歌山=クジラなので…少しは意識したのかなーっとw)

⇒teacher
残念ながら、クジラは意識していません^^;
これは、和歌山城の屋根のソリをモチーフにデザイン展開したもので
繰り返し表現により、それをより強調する手法を取っています!


ちなみにこの美術館の隣には『和歌山県立博物館』があります。

こちらも黒川紀章の作品です。

最後に和歌山城がバックに映っているこのアングルが個人的に好きなので載せますw

次のUPは美術館内部の報告しますー。


⇒teacher
この美術館・博物館は黒川さんの作品の中でも
代表作に挙げられるもののひとつなのですが
僕個人としても、黒川作品の中では好きな建物のひとつですねー