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夜間ディスプレイ専攻のきりなが(10)です。
遅くなりましたが、梅田散策時の写真と好きな空間の写真です。

まずは梅田散策時の写真からです。

店先に花や看板がディスプレイされていて、門があって、地下へと続く階段。
階段の先が気になるお店です。
店名を見るのも忘れたので後日調べてみましたが、Lapineというイタリアンのお店でした。

私の中で店の内部が分からない地下にあるお店というのは、知っている人には隠れ家的な感じかと思うのですが、知らない者からするとそこのお店がどんなお店なのか、もしかすると存在することすら知らないで通り過ぎてしまう場所のような気がします。
だから地下からお店の存在を知らせるために地上での目をひくものであったり興味をひく店頭ディスプレイが重要ではないかと思いました。
ちなみに私は店頭の植物、花と緑にひかれてお店に興味を持ちました。
やはり店先に花があり鮮やかさがあるとないとでは違うと思います。


⇒teacher
店舗というのは、常に“演出”が要求される施設なので
サイン看板から始り、店の中に入るまでのゾーンというのも重要な場所となります。
路面店などで店のファサードが重要なのは
単に店の存在を示す為だけではなく
来店するお客様が、道を歩き、店を見つけ、そしてアプローチするまでの僅かな間に
店に対する期待感を持ってもらうように“演出”するという意味でとても重要なのです。
「どんな店なんだろう?入ってみたいなぁ〜」
このように思わせる事が、デザインする側には当然ながら求められる絶対条件です。
その「デザイン」というのは、その店の考え方によっても全く異なる方法となるのですが・・・。
この店も、桐永さんが言うように地下に導く為の仕掛けとして
この植栽を活用しているのでしょう。
決して過剰な演出を施さなくても
人の意識を向ける事は出来るものですよね!


とかく「デザイン」という範疇で捉えてしまうと
得てして“より過剰に”考えがちではあるのですが
このような何気ないものにも目を向ける視点は
とても大切なことです!

続いて好きな空間の写真です。

京都にあるキルフェボンというタルト専門の洋菓子店です。
甘い物はあまり好きではないのですが、4年前に会社の宿題で行ってから今までだいたい季節ごとに行ってしまっています。
それはこのお店の雰囲気がいつ行っても良くて(もちろんタルトも美味しいです!!)お気に入りの空間だからです。
写真は申し訳ないことに4枚目以外はホームページからの抜粋なのですが…
店内に入って目の前にあるショーケースは、ケーキではなく宝石がおいてあるみたいです。
内装は黄色と水色を基調としているのですが温かみがあり落ち着きます。
店の隣には高瀬川という小さな川が流れていて天気が良い時はオープンテラスになっていて四季を楽しめます。
自然を楽しめる場所は食べて目でみて美味しいと感じられます。
居心地のよさは、綺麗と感じる景色を見ながら美味しさを感じたり心地良い風を感じたりと五感を楽しめる空間だからなのではと思います。

以上、きりながでした。


⇒teacher
ここは何年経っても人気が衰えないねぇ〜。
椅子を引いたら川に落ちちゃうんじゃないか?という程狭いテラス席に
一度行ってみたいと思ってるんだけど・・・。


“五感”・・・その通りです!
味だけでもダメだし、見た目だけでもダメだし・・・
食べる為の「空間」って重要だよね!
そして、飲食店の場合は特に「サービス」!
店員さんの対応ひとつで、そこの心地良さは大きく変化するからねー!