第4回ナビWS《聴竹居》&復習レポートについて
昨日はあいにくの小雨模様の中でしたが
聴竹居見学に!
決して派手な訳でもなく大規模な建物でもなく・・・無論、今風の建物でもなく・・・
学生達にとっては全く馴染みの無いこの建物に
一体どんな反応を示すのか?と期待と不安が入り混じりながらの見学スタート!
ややもすれば「ただの古い家」との感想を抱かれるのでは・・・との危惧もアッと言う間に吹き飛ぶくらい
今までの見学会の中で皆が一番興味深く、じっくりと見学をしていたのは予想外の驚きでした。
皆の反応を見てこの建物をセレクトした甲斐があったと共に
「本物」をきちんと感じる事が出来るキミ達の力に嬉しい思いでした。
ご案内頂いた聴竹居事務局のお二人の解説の丁寧さもあり
細部に渡り思考を巡らせた建築家・藤井厚二氏の情熱と執念のようなモノを感じ取れたことでしょう。
各自が「空間を創り出す」という事の本質の一端を垣間見れたのではないかと期待しています。
◇そこで、第4回の「復習レポート」です!
今回の見学で「住空間を創り出す」という行為が
単に「間取りを考える」という行為ではないという事は十分に認識したことでしょう。
空間を立体的に捉え、その中で動く人の行動や視線等を追い
時間軸にリンクさせながら4次元的に「場」へと展開を図っていく・・・。
様々な場面で、そんな事を感じ取ってくれたのではないかと思います。
各自、今回の見学において、「空間を創り出す」という行為に対し
最も参考になった個所・場面等をセレクトし、それを例に取りながら
「私の空間創造宣言!」
と題し、進級WSや2年次の専門課程において
「自分は空間の創造に対し、このような考え方、このような視点で望みます!」
という宣言を文章にまとめ、このブログにアップして下さい!
無論、その他に聴竹居を見て感じた事、考えた事など自由に記述して構いません。
これが、今回の復習課題です!!
■復習課題締切日:11月6日(日)
※「宣言」というタイトルだからと言って、短文で済ませる事のないように!
しかし、年数を経ても
パワーのある空間というのは人を惹き付ける力があるのだと
改めて実感した見学会でした。
朝から動いた「別メニュー参加者」達は
昼飯を食べる時間も無く
京都駅のホームで電車待ちの僅かな時間に立ち食い!!
朝早くからお疲れ様でした!
teacher