久々の投稿...

昼間インテリア 猿(No.14)です。

まずは先生とブログに記事をUPされている方に謝罪をしたいと思います。
決して時間がない訳では無いのに今度、今度...と思っている内に今まで放置になってしまいました。申し訳ありません。

そして今回、私が紹介するのは通称 関空と呼ばれている関西国際空港です。

※規模が大きすぎる為 全体のファサードはネットから...

◎概要
・設計:レンゾ・ピアノ+岡部憲明
・所在地:大阪府泉佐野市・泉南郡田尻町泉南市
・用途:空港
・竣工:1994年
・構造:鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート
・規模:地上4階、地下1階

調べてみると面白い事が分かったので少し説明を...
我が地元!!長崎空港海上空港なのですが、関西国際空港の場合は100%埋め立ての「人工島」で計画され、世界初の本格海上国際空港だそうです。


ファサードの一部。直線的な建物に緩やかなアールを描いた屋根が垂直にかかっています。


キャニオン(吹抜)。入口からアクセスすると まず目にする4階吹抜けのエントランスです。巨大過ぎてエントランスと呼んで良いのか分かりませんが...w

この空間を見て原広司+アトリエファイ建築研究所 設計の京都駅に似ている様に感じました。
京都駅↓↓↓



最上階の国際線フロアです。
外観にも現れている屋根の流動線が中からも確認でき、流動線に添った照明を反射させた白い幕が続き、構造体でもある幾多にも重なる細かなトラスも確認でき、とても美しい印象を受けました。


すいませんネットです...↑↑↑

フロアに置かれていた「はてしない空」のコンセプトです。

天井部分に青と黄色の鳥?飛行機?の様なオブジェがあり これは造形作家として評価の高い新宮 晋さんが関空に寄贈した様です。
このフライングモビールは、「はてしない空」と名づけられ17基存在する様ですが、僕はあまり興味を惹かれませんでした...

関西国際空港に初めて訪れてみて感じた事は...
関西3空港で唯一 国際線が存在する為、規模が大きいにも関わらず とても動線が直線的かつ開放的でスッキリしていて迷わずに移動がスムーズに出来る事。
横長なので端から端への所要時間は掛りますが平面計画が しっかりしているので国際線、国内線と用途がハッキリと区分され理解しやすい。
屋根の流動線が美しく空に飛び立つというワクワク感が感じ取れます。

規模が大きくて上手く伝えられませんでしたが、今回はこのくらいで...
これからは毎週 記事をUP出来る様に努力していきますので改めて宜しくお願い致します。

最後にオチですが、建物を見学し終わって駐車場代をケチって路駐していた私の友人の車に戻ると...駐車違反のオシャレなシールが貼られていました...皆さんも車で見学に行く際には気をつけて下さい...ww