「COOL」・「HOT」、「まちの表情」、「グリーティングカード」

今滝です。
標記課題をアップします。

■「COOL」

冷静沈着という言葉を基に制作しました。
感情の高ぶりがなく、理性的なイメージから自然界の葉の表面についた水滴などを連想し、見ているだけで落ち着くような、シンメトリーとなる球体を用いて表現しています。
何ものにも影響を受けず、動じない様を大きな球体を複数の小さな球体で囲むことで表しています。


■「HOT」

「COOL」に対して気分が高揚したり、感情的になるイメージを考え、万華鏡の広がったり狭まったりする動きを連想しました。
そのうち広がった時の様子を個々の三角形に間隔を設けることで表現しています。

「COOL」も同じ形体で表せるなら、三角形を密着させて対比させる事も出来ましたが、それが認められず悩まされました。
また、先生からむしろ逆にした方が適当との指摘があり、客観性を持たせる事の難しさを痛感しました。



■「まちの表情」

テーマを「絆」としました。
自分の住む町は古くから住む人が多く、隣近所顔なじみで、いい意味での繋がりがあるのですが、少子高齢化や転出入者の影響で、自治会の活動など、昔ほどの活気を感じられず、守り、伝えていきたいものとして、そのようにしました。

(実際運動会の役員をした時に、そのような説明を受けました。正直煩わしさもありますが、順番に繋ぐもので、今の自分があるのは、そのお陰もあり、いざという時の安心感に繋がっていると感じています。)

どこの町も独自の伝統や文化、地域性といった特色があり、その表情は住む人々の工夫や協調によって現れるとの考えから、特定の町ではなく、普遍的なものとして地域社会をキーワードに制作しました。

黄色い先細りの円柱は人で、日の目を見ようと固い土を割って地表から出ようとする、春先の筍のような力強さと、瞬間的なエネルギーを表現しています。
青いロープは絆で、人を個々に繋ぐことで継続的なエネルギーと、他の地域へ波及していくような広がりを道やネットワークに例えて表現しています。

授業内では人ではなく家にしていたのですが、先生からのアドバイスで変更しています。

範囲を広げれば広げるほど、より難しくなるなと感じました。


■「グリーティングカード
テーマを「真心」としました。
相手に対する感謝の意を「真心」を込めて伝えるとの思いから制作しました。

真心は、丸みのある温かいイメージがありましたので、灯篭や提灯から発せられる灯りからヒントを得ています。
球の周りの同心円が灯りで、上から下まで配することで、ぼんやりとした温もりのある雰囲気を表しています。