構成『立体』 街の表情

イラストレーション専攻 村上 楽です。

今回のテーマは『街の表情』言うことで、自分は梅田の複雑な地下街をイメージして作品を作りました。

●『アンダーグラウンド
『街』というテーマを考えたときに、具体的な形に強く引っ張られる気がしたので、
具体的な形が思い浮かばない、地下街というものをテーマとして選びました。

グリッドに並んだ棒で地下の迷路のような複雑な形や、人工的な形をシンプルに表現したつもりでしたが、
もう少し長さに変化を持たせるなどしたほうがよかったかもしれません。

蛍光色をつかったり、直線的な形のため近未来的な、テクノのようなイメージになりましたが、これはこれで私は好きです。


⇒teacher
講評の時にも言いましたが・・・
アンダーグラウンド」と言ってしまうと
どうしても文化的な側面の方がイメージとして湧いてきます。
言葉が持つイメージ、与えるイメージというのは
やはり、その言葉が使われるシーンに影響を受けますので
それらを踏まえてセレクトしていく必要があります。
「言葉」って結構重要ですよ!

そして、「地下の複雑さ」を表現する造形としては
あまり適切な感じではないかなぁ〜
「複雑」という言葉にも様々なイメージがあると思うのだけど
きっと、キミがイメージした地下の複雑さというのは
この造形のように整然とはしていないんじゃないかと思うのだけど・・・。