最終課題(個人ワーク)

最終課題(個人ワーク)
『選択』


「生まれてくる場、死する場」を考えた時に、『人の生と死』が浮かびました。
私の中で生は、自分自身が選べない。反対に死は、自分自身が選べると考えました。生を受ける場としては様々な場(病院、家など)がありますが、自分から見た時にはその1つしかないように見えました。そして、死を受ける場も様々な死(寿命、自殺など)があり、死する場を自分で選んでいると思いました。
生まれてくる場をドア1つで考え、死する場をたくさんのドアで表しました。様々な道があるので色で分けて作りました。置く場所を考えたら、道や道路になるのだと思います。

えん04


コメント(teacher)

まず、「空間」を創るという事は
きちんと空間の機能・役割をベースに考えなければなりません。

誰がここで、何をするのか?
どんな事が行われ、そこでどんな事が生じるのか・・・?

そんな姿がここに無ければ「空間」を創り出す意味が無い事になってしまいます。

「生は選べないが、死は選べる・・・」という事を造形的に表現するのは
あくまでも「構成・立体」の範疇です。
今回の作品は、ここまでで止まってしまっています。
「構成・空間」は、その次のステップに行かなければダメです。
「生は選べないが、死は選べる・・・だから○○な空間が必要なのだ」
というような流れが必要です。
この展開が図れないようであれば、自分の着眼点を見直す事が必要となります。
課題3,4は、空間を創り出す意味合い、形づくる意味合いを認識する課題でもあったのですが
それらの復習もしてみましょう!
頑張れ!
張れ!