「視線」・「軸線」

今滝です。
遅くなり恐縮ですが、ご確認お願いします。

「視線」

中庭の周囲にある既存のベンチや駐車している車、建物通用口と道路から入ってくる時の視線を出来るだけ避けることが出来ないかと考え展開しました。

人と人の目が合わないよう円形にし、噴水のようなアーチ状にすることで意識をそちらへ向けるようにしました。
アーチの外側ではベンチ、内側では立ち話をする際の、外からの視線を和らげる役割を持たせています。

ベンチの間隔は1,050mmで、片方が立ち片方が座っている時の異性との距離感、500mmをいずれのベンチでも確保しています。





「軸線」

中庭の周囲にある既存のベンチや駐車している車、建物通用口と道路から入ってくる時の視線を出来るだけ避け、かつそのベンチや車へ移動する際の動線の軸となるよう考え展開しました。

人と人の目が合わないよう円形にし、中心に木を据えることで意識を向けるようにして、通用口と道路側から中庭に入るための軸(焦点)にしています。

外側のベンチの間隔は1,020mmで、片方が立ち片方が座っている時の異性との距離感、500mmをいずれのベンチでも確保しています。また、内側のベンチとの距離は800mm で、向かい合って座っている時の異性との距離感、790mmを確保しています。