最終課題 生まれくる場、死する場


輪廻転生をイメージしそこで影が生まれる場で「生」を。
影が死ぬ場で『死』を考える空間。


作品コメント(teacher)
「実態」を表す要素として「影」というものに
着眼したところは面白かったですね!

「実態がある=生がある⇒影が生まれる」
「実態が無い=死んでいる⇒影が生まれない」

こんな図式が成り立つのでしょう。

しかし、そこからのデザインが練られていない事が残念です。
「影」のように、なかなか把握しにくいモノをデザインの主体に置くのであれば
実際に屋外で、ある状況の元での影の出来具合を検証してみたり
或いは照明器具の下で疑似シミュレーションをしてみたり・・・という事をした上で
形に展開していかなければ説得力がありません。
そのような努力が必要であるという事を覚えておいて下さい。